中学受験対応の塾で多く使われているのが
四谷大塚の『予習シリーズ』です。
もちろん当塾でも使用しています。
素晴らしい教材で内容も
有名校から難関校まで
その子にあった内容の教材があります。
しかし、有名校レベルでも
通常の学校レベルの
学習しかしてこなかった子たちは
最初の段階で躓きます。
高学年から中学受験を
意識始める方が多いのですが
正直に申し上げると
よっぽどできる子でないと
高学年から受験勉強を始めると
パンクする子が多くなります。
なんせ、学校で学んでいないことを
学校の数倍の速さで
数倍の量の内容を
学習しなければならないからです。
多くの子が中学受験で苦しむのが
算数です。
算数に関して言うと
学校で学ばないレベルのことばかりです。
国語は語彙力がものをいいます。
低学年用の四谷大塚のジュニア予習シリーズでは
漢字・古事成語・ことわざなど
子どもたちをたくさんの言葉に触れさせます。
なぜ、中学受験は
低学年から始めた方が
良いのかと言うと
多くの子どもは
すぐに忘れてしまうからです。
中にはすごい記憶力の子もいますが
普通の賢い子は
すぐに覚えられたり
理解できたとしても
時間が経つと
忘れてしまうからです。
学力の差は
「時間の差=努力の差」です。
努力をどのくらい日々するのか。
学力をつけるためには
毎日習慣になるように
学習を続けること
毎日、コツコツ、コツコツ、
やめることなく続けることです。
「継続は力なり。」
続けると言うことは
本当に必要です。
当塾生も6年生から
「予習シリーズ」を使い
週テストを受けるようになった頃
1ヶ月で辛くて辞めたいと
言っていました。
当然です。
今までは学校でもトップクラス
模試でも良い成績を残していたのに
四谷大塚のレベルに小6から挑むと
今までのようにスラスラとできない。
テストでも上位から急に下位に。
東京の中学受験のレベルは相当高く
その子たちと比べるテストですから
すぐには結果が出てきません。
それでもです。
説得の上、
毎日、コツコツ、コツコツ、
やめることなく続けることで
偏差値を上げてきています。
四谷大塚の
週テスト会員内の
偏差値も
初めは29だったのが
たった4ヶ月で
47まで上げてきました。
でも、
学力は一朝一夕には
つきません。
前述したように
学力の差は
「時間の差=努力の差」です。
多くの時間が必要になってきます。
これを高学年に入ってからの2年間で
詰め込もうとすると
無理が来て成績が伸びなくなってしまいます。
さらには
受験生なのに
このままで大丈夫なのだろうか
保護者の方の方が心配になってきて
子どもに対してキツくなってしまいます。
そうすると
悪循環が始まります。
なので、
比較的余裕のある
低学年のうちから
難しいことに
触れておくこと
また、
学習習慣を身につけておくことで
中学受験または学力向上の
土台を作ることになるのです。
この土台がしっかりしていないと
受験前に諦めてしまう子が続出するのです。
大量の塾の宿題
家庭での親のプレッシャー
受験への不安
を小学生の子どもたちが
背負うのは
相当な負担になります。
だからこそ、
負担を軽くするために
前もって準備していこうでは
ないかということで
低学年用の四谷大塚のジュニア予習シリーズ
での学習は最適です。
2021.10.01