お知らせ

近大和歌山中学2019年度 入学試験問題 

1 つの水そうと 3 種類の立体 A ,B ,C がたくさんあります。
水そうは底面がたて 29 cm,横 36 cm の長方形である直方体で,高さの まで水が入っています。
A の体積は 400 cm3 です。B は底面が正方形で,高さが 8 cm の直方体です。

たつお君は水そうに 3 種類の立体を完全に水にしずめて,水そうがちょうどいっぱいにな るようにしました。

すると,次の 1,2,3 の方法を見つけました。

1 A を 4 個,B を 1 個しずめて,あと 416 cm3 の水を入れます。

2 A を 4 個,B を 1 個,C を 3 個しずめて,あと 308 cm3 の水を入れます。

3 A を 4 個,B を 2 個しずめて,あと 344 cm3 の水を入れます。

このとき,次の問いに答えなさい。

 

( 1 ) C の体積は何 cm3 ですか。

 

こういった問題の時は共通した部分を見つけ、わからないところを消していきます。

 

1と2ではAとBの数が同じなので比べるとCの値がわかります。

 

A,Bともに共通なので

3×C+308=416となる。

 

計算すると

3×C=416-308

3×C=108

    C=36

 

となるので、Cの体積は36cm3 となる。

 

( 2 ) B の底面の正方形の面積は何 cm2 ですか。

 

Bの底面の面積を知りたいので次は1と3を比べます。

 

すると、AとB1つは共通なので

 

B+344=416となる。

 

B=416-344

B=72

 

Bの体積は72cm3とわかったので

高さが8cmだから、底面積は9cm2となる。

 

( 3 ) 水そうの高さは何 cm ですか。

 

水そうの7分の1がA を 4 個,B を 1 個と416 cm3 の水と同じ体積になるので全体の体積はそこに7倍したものだから、

(400×4+72+416)×7=2088×7となる。

 

水そうの底面積が29×36=1044だから

2088×7÷1044=2×7

        =14

となるので、

水そうの高さは14cmとなる。

 

これでも、わからないところがあるよと言う場合は

下記からご連絡ください。

友だち追加

2020.01.14

top